高校生が古代ゾウの化石発見
1500万年ほど昔、「袋田の滝」周辺は海の底にあり、そこでは海底火山が噴火していました。日本三大瀑布の一つ「袋田の滝」は、実は海底火山の断面だそうです。同じころ、水郡線沿線には古代ゾウが生息していました。
今回は、高校生にまつわるお話しです。2012年1月(第149号)からの紹介です。
○常陸大宮市野上で 古代ゾウの頭骨化石を発見と大きく報道
「1650万年前の地層から、高校2年の星加夢輝さんが11日に趣味の地質調査中に露出している化石を発見。連絡を受けて県自然博物館と茨城大学が現地で調査した結果、ステゴロファドンの頭部の骨の化石と確認。15日に現地で報道関係者を対象に説明会が開かれた。
発見された頭部の化石は、牙の付け根から後頭部にかけてが約60センチ、頭の上から頬の下あたりまでが約30センチ、牙が約26センチあり、頭頂部が下になっており、下顎を除きほぼ完全な形で見つかった。」
写真提供・サン企画