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奥久慈清流ライン号の運行に関する最新情報や、沿線で行われるイベントをご案内します。

旅の途中、「七運汁」

次の停車駅は、瓜連(うりづら)、瓜連です。

瓜連駅のある那珂市は、春には日本の桜名所100選の「静峰ふるさと公園」で春爛漫の花とのふれあいが楽しみです。夏の「ひまわりフェスティバル」では市の花ひまわりが25万本もの大輪の花を咲かせ、夜空の花火が華やかさをそえます。
秋には肥沃な大地に根を張り育った作物が私たちに元気を与えてくれ、秋の豊かさを感じます。そして、静寂の冬には、遠くシベリアから飛来する白鳥が人々を楽しませてくれます。


那珂市に、「たっつぁい」と呼ばれるとんちの名人がいました。このたっつぁいのユーモアあふれるトンチ話が200あまり伝えられています。市内にはそれを脚本にして演じるアマチュア劇団「たっつぁい」があります。平成6年に旗揚げし、入団資格は60歳以上の方で、平均年齢は70歳以上。毎年4、5回程度、地元小学校などで公演活動をしているそうですが、台詞を覚えるのがたいへんだそうで、新作は数年がかりだそうです。そんな「たっつぁい」話を一つご披露したいと思います。


あるお百姓が「一生懸命働いても不作の連続。なんとか運のむいてくる方法はないものか」とたっつぁいにこぼしたところ、冬至に日に、ん[運]の付く食材を7種類入れた汁を食べ、「来年もよい運がきますように...と願いながら食べれば運のむくことまちがいない」これを聞いてお百姓は家へ帰り、冬至の日「七運汁」を食べたところ、次の年は豊作に恵まれたとのことです。この噺にちなみ、那珂市商工会女性部では、大根、人参、レンコン、ぎんなん、いんげん、こんにゃく、しいたけ(どんこ)を入れて七運汁を作りました。


皆さんは、「ん」がつく食べ物、他に何が思いつきますか。ピーマン、ほうれん草、春菊、ちんげんさい。外食には、にんにく、コーン入りのらーめん。食後には、メロンをどうぞ。これらは、すべて茨城でとれます。ちなみに、みかんとりんご、両方を育てられるのは茨城県だけだそうです。那珂市はかぼちゃ(パンプキン)が特産です。お隣の常陸大宮市はコシヒカリ(ごはん)の一大生産地。ひたちなか市では、これからの季節は、やっぱりほしいも(乾燥芋)ですね。さんま、あんこうなどの海の幸も豊富です。
全国公募でひたちなか海浜鉄道の社長となった、富山県出身の吉田社長から聞いた話ですが、「富山のスーパーには、こんなにたくさん食材がない。茨城に来て驚いた」とおっしゃっていました。地元にいては気づかないことが多いです。
皆さんも、これからの季節、風邪などひかれないよう、七運の食材で体力を養ってはいかがでしょうか。

七運汁.jpg

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